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Channel: テケテケ!ありんこ道
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阿修羅城の瞳

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阿修羅城の瞳

<あらすじ>
時は文化文政。活気溢れる江戸の町で人を喰らう鬼が存在した。
そんな鬼を滅ぼすために組織された「鬼御門」。
その副長を務めた“鬼殺し”の異名を持つ男と、恋をすると鬼になる女との哀しい恋。
欲望渦巻く危険なラブアクション時代劇。
(以上、映画GOO解説引用)

監督: 滝田洋二郎
出演: 市川染五郎 / 宮沢りえ / 樋口可南子 / 小日向文世 / 内藤剛志 / 渡部篤郎

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<感想>
設定は大変面白い。
衣装も美しい。
あらすじがイマイチ。
脚本は台詞回しがなかなか面白いが 無理のあるあらすじのせいか、たまに安っぽく感じてしまう。
全体的には まぁまぁ、悪くなかったです。

個人的な勝手な独り言としては宮沢りえがかわいいなぁ、うつくしいなぁと思いました。
やせてガリガリだし、表情とかも少女のようで女っぽくない、ないんだけど、でもとても色っぽかったです。
歌舞伎役者の染五郎が歌舞伎役者役で登場するのですが、それも面白かったです。
言う事なす事すべてこてこての歌舞伎物風で、感心するほどでした。
やっぱり歌舞伎役者の江戸時代風台詞回しとか殺陣は、うまいです。
腰の位置や座り具合が、普通の役者と全然違います。
人を切り捨てた直後、股をがばっと開いて刀を持ったままこらえるポーズなんて本当に決まっています。
着物を着た足元が大また開いてふんどしが見えるという瞬間の
「これはどれだけ見えればカッコいい」ということが、わかっています。
彼らには現代に生まれつきながらも 江戸人として「粋」をとらえる測りが備わっているのだと思います。

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